オーディションの結果を待つ間が辛い!
合否の連絡を待つ間、ソワソワして何も手につかない。
待っているメールやLINEの返信が来ずに不安…
オーディションや受験、就職活動などを終えた後、結果の通知を待つ期間は、心が落ち着かず、つらいですよね。
大切に思っている人からのメールの返信が来ない時も、「嫌われてしまったの?」と不安でいっぱいになります。
何をしても手につかず、気づけば数分ごとにスマホでメールチェック…。悪い結果を勝手に想像して落ち込んだり…
家事も仕事も上の空で、居ても立っても居られない気分です。
今回は、そんな大切な通知を待つ間のストレス&不安を軽減する方法をご紹介します。
合否の結果を待つ間のモヤモヤ&不安の解消法
合否の結果や、大切な人からの返信を待つ時間は、とても長くつらく感じますよね。
待ち時間がつらいのは、「全ては相手の意思で決まる事」だから。
結果も返信が来るタイミングも、「自分でコントロールできない」ことが、イライラを生み、苦痛につながるんです。
オーディションや受験・就活など、試験当日までは、「良い結果を出すために、自分で頑張る」ことができますが、その後の結果待ちの間は、何もできません。
ひたすら「待つこと」しか出来ない…頑張ることもできないのがつらいんですよね。
だからといって、じっとスマホとにらめっこしていても、不安が募るだけで、心の健康に良くありません。まずは、何か「行動する」ことが大切!
解消法を10個、ご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
①とにかく外に出て、体を動かす!不安感を軽減!
人間が「不安な気持ち」になる時、脳内では「ノルアドレナリン」が分泌されています。
ノルアドレナリンとは、「闘争か・逃走か」の物質とも言われ、身の危険が迫った時、闘うか逃げるかなど、行動を瞬時に決めるために役立つ物質です。
ノルアドレナリンが分泌されると、集中力と心拍数が高まり、何か行動しないと落ち着かない状態になります。
そのため、ノルアドレナリンが出ている状態なのに、家に閉じこもってじっとしていては、不安が強まってしまうんです。
不安を軽減するためには、「行動すること」!
ノルアドレナリンは「行動しろ」と誘導する物質なので、とにかく家を出て、歩いたり、ランニングなどをするだけで、不安が軽減します。
家の中でネガティブな思考のループに陥るのが、一番良くないので、そんな時はとにかく外に出て体を動かしましょう!
(参照:「精神科医が教えるストレスフリー超大全」樺沢紫苑著・ダイヤモンド社)
▼ストレスや不安を解消するヒントがたくさん載った本▼
不安を軽減する方法から、人との付き合い方、SNSとの向き合い方など、脳科学・心理学の観点から、日常のストレスを解消するための方法が満載されています。不安が高まった時、自分の心と向き合いたい時におすすめです!
精神科医が教える ストレスフリー超大全――人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト
②スマホを見られない状況の場所に行く
連絡を待っている身だと、スマホが手放せず、気が付いたら1分ごとにメールチェックしていた…なんてことも!
「連絡は来る時には来る!それまでは待つしかない」と分かっていても、気になってしまう。気持ち分かります!
そんな時は、無理やり「スマホが見られない状況の場所」に行きましょう。
映画館や劇場など、上映・上演中はスマホの電源を切らなければならない場所に行けば、2~3時間はスマホから解放されます。
映画館や劇場は、作品に集中できる空間なので、現実を忘れることができ、非日常のストーリーを体感することで、脳と心をリフレッシュすることもできますよ。
病院や美容院なども、スマホを触りにくい場所なので、おすすめ。
気になっていたけど行けていなかった歯医者さんや美容院など、身体のメンテナンスに時間を使ってもいいですね。
③日光を浴びて、幸せホルモン「セロトニン」を増やす!
不安感を解消してくれるのが、幸せホルモンと呼ばれる脳内物質「セロトニン」。
ストレスを感じると、人間の脳は不安を呼び起こす物質「ノルアドレナリン」を分泌します。
このノルアドレナリンの作用をコントロールし、自律神経を整えようと働くのが「セロトニン」。つまり「セロトニン」が多いと、不安感が軽減するそうなんです。
セロトニンは、太陽の光を浴びることで増えるといいます。
また一定のリズムで行う体操や、温泉に入ってリラックスすることでも増えるとか。
モヤモヤと不安な気持ちな時は、外に出て日光浴を!
日光を浴びながらウォーキングを楽しめば、たくさんの幸せホルモンの分泌が期待できますよ。
④幸せホルモン「セロトニン」に必要な栄養素を食事で摂る!
不安感を軽減する幸せホルモン「セロトニン」を多く分泌させるには、その栄養となる必須アミノ酸の「トリプトファン」が必要です。
トリプトファンは、体内で生成することができないため、食材から摂取しましょう。
トリプトファンが多い食材は、豆腐・納豆・鮭・アーモンド・ヨーグルト・牛乳・サツマイモなど。
大豆製品と乳製品をいつもより多めにとることで、セロトニンが分泌されやすくなり、
不安の解消に役立ちますよ。
⑤文章や歌で、モヤモヤを「アウトプット」する!
不安の解消に有効な行動が「アウトプット」。
連絡を待つ間は、ネットで情報を集めてみても、「自分の結果」が分からなければ、結局悶々とするだけです。
外に出ずに不安を解消するには、感情の「アウトプット」がおすすめです。
今の正直な気持ちを、紙に書きだしてみましょう。
日記やブログに、文章として書きだすことで、スッキリすることに気づくはず!
不安に思っていること、どうして不安なのか、悪い結果だったらどうするか…
頭の中でモヤモヤと考えていたことを、文章でアウトプットすることで、自分を客観視でき、悩みが整理されます。
文章を書くのが苦手という方は、「歌う」のもおすすめ!
カラオケなどで、大声を出すことでストレスが発散され、心のモヤモヤを歌詞にのせて歌うことで気持ちもスッキリしますよ。
⑥友達と会っておしゃべりする
不安な気持ちを一人で抱え込んでいると、どんどんネガティブなことを考えてしまいがち。不安を軽減するには、友達とのおしゃべりが効果的!
「話す」ことが、心のアウトプットになり、ストレスの解消につながるんです。
誘うのは、同じ分野の友人ではなく、学生時代の友達や、全く違う分野で活動している友達がおすすめ。
自分の知らない世界の話を聞くことで、現実を忘れ、視野が広がり、「今、待っている通知が人生の全てではない」と思えるかもしれません。
また、学生時代の友達と過去を語らうことで、「いろんなことがあったけど、全て乗り越えてきた」ことを再確認でき、今抱えている不安も乗り越えることができると考えられるようになります。
⑦新しい習い事の「体験レッスン」に行く
子どものオーディションや試験の結果を待っている間は、自分のことではないのに気が気ではありませんよね。
親子でモヤモヤしてしまうようなら、お子さんが興味のある習い事の「体験レッスン」に行ってみては?
ダンス・バレエ・歌・ピアノ・水泳・体操・チアガール・空手・タップダンス…など、子ども向けの習い事はたくさんあります。
「体験レッスン」なら無料~1000円ほどで、新しい先生・新しい教室・新しいお友達と出会え、新しい体験ができます。
あくまで「体験レッスン」なので、オーディションや試験の結果次第で、入会するかしないかを決めればOK。
オーディションの結果を想像して「もし不合格だったら…どうしたらいいの」と思い悩むよりも、「不合格だったら、ここの教室に通ってみようかな」と、前向きに次の一歩をすぐに踏み出せる準備をしておくと、心に余裕が生まれますよ。
▼体験レッスンを気軽に受けられる習い事【ティップネス・キッズ】▼
関東エリアに24店舗展開する【ティップネス・キッズ】は、水泳・体育・バレエ・ジャズダンス・チアダンス・ヒップホップなど、様々なジャンルの習い事ができます。
我が家の娘も【ティップネス・キッズ】で「バレエ」を習っていました。
スタジオが明るいフィットネスクラブ内にあり、送迎バスもあるので通いやすくて安心です!
☆入会金&年会費は0円!体験レッスンが500円で受けられます。
▼ワンコインで受けられる【体験レッスン】を見てみる▼
【ティップネス・キッズ】
⑧【恋愛映画&少女マンガ】で、快楽ホルモン「ドーパミン」を分泌!
普段の生活をしていると、どうしても「連絡来てるかな」「どうして来ないんだろう」「結果はどうだったろうか」と気になってしまうもの。
ネガティブなことばかり考えてしまう負のループに陥ってしまうと、辛く苦しいですよね。こういう状態の時は、脳から分泌される「ノルアドレナリン」が優位な状態。不安感が大きくなってしまいます。
そんな時は、「快楽ホルモン」と呼ばれ、幸福感を得られる「ドーパミン」の分泌を促してみましょう。
ドーパミンが分泌されるのは、ズバリ「恋をしている時」!
だからといって、既婚者が無理に恋愛する必要はありません。
「恋愛映画」や「少女マンガ」などを見て、“恋のときめき”や“胸きゅん”を疑似体験することで、より多くのドーパミンの分泌が期待できるんです。
ドーパミンが分泌されることで、楽しく、幸せな気分になり、イライラやモヤモヤを軽減することができますよ。
⑨「良い結果が来る」と口に出して言ってみる
不安で落ち着かない時、自分で自分に語りかけることも大事です。
頭の中で悶々と考えていても、答えは出ないので、今の状況を冷静に口に出して言ってみましょう。
「どんな結果が来るかは、自分ではコントロールできないことだから、ソワソワしてもしょうがない」
「結果はいつか必ず来る。だから落ち着いて、いつも通りに過ごそう」
「きっと良い結果が来る。良い結果が来た後の準備をしよう」
この時、出来るだけ良い結果を想像して口に出すことが大事です。
「合格すると思っていて、不合格だったら落ち込む」と考える方もいるかもしれませんが、「不合格だと思っていて、不合格」でも、同様に落ち込むものです。
ならば、「良い結果が来る」と信じて、待ち時間を過ごした方が、心の健康にいいですよね。
⑩【連絡が来ない時】催促メールの「下書き」を作る
合格発表など、期日までに必ず通知が来るものは、その日までを耐えればよいのですが、「大切な人からのメール」や「こちらから催促できない人からの連絡」など、待ち時間が曖昧な場合、いつまで待てばいいのか…と余計苦しくなります。
そんな時は、催促メールを書いてみましょう。ただし、送信はせず「下書き」にとどめます。
「私の気持ちは届いていますか?」「返信いただけますでしょうか?」と、相手に言いたいことを全て書いてみます。実際に書いてみると、自分の気持ちと、相手に求めていることが整理され、スッキリしますよ。
ただ、「ずっと待っている」状態は、精神的に良くないもの。
「催促したら嫌われるかな」と思わずに、連絡が来るはずの日から数日経過したら、「〇〇日までに返信いただけましたら幸いです」などと一文を添えて、催促メールを送信しましょう。
自分から期日を決めることで、その日までに返信がなければ「ご縁がなかった」と諦めることができます。
見えない相手の事情に振り回されず、自分で一区切りをつけて、また新しい一歩を踏み出してくださいね。