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映画「バケモノの子」は子供の教育にいい!?あらすじ&見どころ解説

子どもと楽しめる度  
子役お役立ち度   *劇団四季でミュージカル化!
ストーリー
キャスト  *豪華俳優陣が声優
上映時間 約2時間

 

映画『バケモノの子』は、2015年に公開された細田守監督によるアニメーション映画で、第39日本アカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞を受賞した人気作です。

細田守監督といえば、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『未来のミライ』『竜とそばかすの姫』など、ヒット作を連発する日本を代表するアニメーション映画監督。

そして『バケモノの子』は、20224月から劇団四季で新作ミュージカルとして上演が決まったことでも話題です!上演に際し、子役のオーディションも行われています。

【劇団四季】「バケモノの子」子役オーディションを受けるには?【書類&実技審査・合格対策】劇団四季「バケモノの子」の子役オーディションを受けるには?2021年の募集要項の内容、準備が大変な応募書類・歌唱動画の準備のポイントなどをご紹介します!...

ミュージカル子役を目指すキッズなら一度は見ておきたい!
『バケモノの子』のあらすじ、見どころ、キャラクターなど、親子でより楽しめるポイントをご紹介します。

くるみ
くるみ
劇団四季で募集されている子役は、少年時代の連(九太)・一郎彦・二郎丸の役。オーディションを受けたい方は、映画を観てキャラクターを把握しておきましょう!

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映画『バケモノの子』のあらすじ【結末のネタバレなし】

物語の舞台は、人間たちで賑わう東京「渋谷」と、バケモノたちが棲む街「渋天街」。
主人公の9歳の少年・連(宮﨑あおい)は、女手一つで育ててくれた母親(麻生久美子)を突然亡くし、離婚して別れた父親(長塚圭史)とも会えず、誰にも分かってもらえない孤独を抱え、渋谷の街を彷徨っていた。

そこで出会ったのが、バケモノ界から弟子を探しにきた熊徹(役所広司)
渋谷とバケモノ界「渋天街」はつながっていたのだ。
渋谷から渋天街に迷い込んだ連は、「強くなりたい」という思いから熊徹の弟子となり、同居することに。強いが乱暴者で、周囲から孤立していた熊徹だったが、連に「九太」と名付け、武術を教えながら育てることになった。

熊徹の親友・しっかり者の百秋坊(リリー・フランキー)と、皮肉屋の多々良(大泉洋)が見守る中、九太は、教えるのが下手な熊徹を一日中見て、真似ることで武術を会得しはじめる。初めは反発しあい・喧嘩ばかりする熊徹と九太だったが、次第にお互いを思いやる本当の親子のような絆が生まれていく。

渋天街では、長年バケモノたちを治めてきた宗師(津川雅彦)が、今季限りで神に転生するため、跡継ぎを決めることになっていた。跡継ぎは、強さと品格に秀でた者が選ばれる。候補者は粗暴で品格のカケラもない熊徹と、強さも品格も一流で、多くの弟子から尊敬されている猪王山(山路和弘)の二人。決戦の日に備え、熊徹は九太と武術を磨きあう。

熊徹のライバル・猪王山にも、九太と同世代の息子・一郎彦(黒木華)がいた。親ゆずりの強さと品格をもつ一郎彦も、仲間たちに尊敬される存在。父のように立派な剣士になることを夢見ているが、華奢な体型で父のような牙が生えないことにコンプレックスを抱いていた。
一方、食いしん坊の次男・二郎丸(大野百花)は、天真爛漫。強い父と兄に憧れ、自慢に思っていた。

時は流れ、青年になった九太(染谷将太)は、熊徹の一番弟子としてその強さを知られるほど成長していた。バケモノ界で成長した九太だったが、ある時偶然「渋谷」へ戻れることを知る。
そこで出会ったのが、女子高生の楓(広瀬すず)。楓は進学校に通う優等生。しかし束縛する親から自由になりたいという願望を胸に秘めていた。

九太はたびたびバケモノ界と人間界を行き来するようになり、楓に読み書きを教わり、人間として生きること、新しい世界・価値観を知る喜びを感じ、自分が生きるべき世界はどこなのか、悩み始める。
しかし、九太の変化を知った熊徹は面白くない。武術の練習もせずに人間界に行く九太が気に入らず、二人は仲違いしてしまう

そんな中、ついに「渋天街」の宗師の跡継ぎを決める、熊徹と猪王山の一騎打ちの試合が始まる。そして、人間とバケモノ、二つの世界を巻き込む大事件が起こってしまう

<【公式】映画『バケモノの子』ストーリー>

 

映画『バケモノの子』の【楽しみ方】豪華な声優陣を堪能しよう!

映画「バケモノの子」の楽しみ方豪華な声優陣を堪能しよう!

人気の俳優陣が声優をつとめているのも「バケモノの子」の魅力です。
キャラクターの声を聞くたび、「あ!あの俳優さんだ!」と子供と盛り上がれますよ。

 

熊徹 役所広司
九太(少年期) 宮﨑あおい
九太(青年期) 染谷将太
広瀬すず
猪王山 山路和弘
チコ 諸星すみれ
一郎彦(少年期) 黒木華
二郎丸(少年期) 大野百花
一郎彦(青年期) 宮野真守
二郎丸(青年期) 山口勝平
百秋坊 リリー・フランキー
宗師 津川雅彦
多々良 大泉洋
九太の母 麻生久美子
九太の父 長塚圭史

バケモノの世界で、九太の父親のような存在になる熊徹を演じるのは、役所広司さん。
不器用だけど情に厚い熊徹のセリフ一つ一つが胸に響きます。

 

そして、少年期の九太を演じる宮崎あおいさん、一郎彦役の黒木華さんは「孤独を胸に宿す少年」を巧みに演じられているので、子役を目指すキッズはぜひ参考にしてみてください。

 

私的には、ひょうひょうとしたリリー・フランキーさん演じる百秋坊と、大泉洋さん演じる皮肉屋だけど憎めない多々良たちと、熊徹・九太のかけあいがテンポも良く大好きです!

 

 

<【公式】映画『バケモノの子』キャラクター&キャスト>

 

映画『バケモノの子』のスタッフ

監督・脚本・原作 細田守
作画監督 山下高明 西田達三
美術監督 大森崇 高松洋平 西川洋一
音楽 高木正勝
プロデューサー 齋藤優一郎

<【公式】映画『バケモノの子』スタッフ>

 

映画『バケモノの子』の主題歌は、Mr.Children

映画『バケモノの子』の主題歌は、Mr.Childrenの「Starting Over」。
細田守監督が、ミスチルのアルバム「REFLECTION」に収録されている「Starting Over」を聴いたところ、歌詞・楽曲ともに映画の世界観を表現していると感銘を受け、主題歌としての起用が決定したといいます。

細田監督は主題歌についてこのように話しています。

「『Starting Over』は、少年が思春期の戸惑いを打ち破る、戦いの唄です。タイトルの『新たな出発』という意味を噛み締めて、どうぞ聴いてみてください」

<出典:映画.com「細田守監督「バケモノの子」主題歌はMr.Children最新アルバム収録曲に」>

子どもから思春期へと成長する、九太たちの心の変化を反映した主題歌も必聴です!

子供の教育にいい!映画『バケモノの子』親子的【見どころ】

映画「バケモノの子」の親子的見どころ

映画『バケモノの子』を子どもと楽しむうえで、おすすめの見どころをご紹介しましょう。

【見どころ①】「子どもたちに大人は何をしてあげられるのか?」映画から考える子育て

『サマーウォーズ』以降、「家族」をモチーフにした作品を作り続けている細田守監督。
『バケモノの子』は監督自身に子供が産まれたことが大きく影響してい親と子といいます。

男の子の父親となった細田監督は、子どもの成長を見守る中で、「子どもたちの成長と未来に対して大人は何をしてあげられるのか」と考えたそうです。

子どもというのは親が育てているようでいて、実はあまりそうではなく、もっと沢山の人に育てられているのではないかなという気がするのです。
父親のことなんか忘れて、心の師匠みたいな人が現れて、その人の存在が大きくなっていくだろう。
そうしたら、父親、つまり僕のことなんて忘れちゃうかもしれない(笑)。
それが微笑ましいというか、それぐらい誇らしい成長を遂げてくれたら嬉しいなということを自分の子どもに対して思うのです。
子どもが沢山の人から影響を受けて成長していく様を、この映画を通して考えていきたいです

<出典:『バケモノの子』細田守監督インタビュー>

核家族化が進み、「ワンオペ育児」「孤育て」なんて言葉が生まれるほど、子育てに負担と孤独を感じているママも多いですよね。

私もワンオペ育児をしてきたので、「私が頑張らなきゃ」「いい親でいなくちゃ」と力みすぎて心身ともに疲弊しちゃったこともありました…(泣)

『バケモノの子』では、母を亡くしひとりぼっちだと思っていた九太に、熊徹が武術を教えることで「心の師匠」になり、九太は大切なものを学びます。

細田監督の言葉通り、子どもが親だけでなく、いろんな人に出会い関わることで、成長していく姿が描かれます。

くるみ
くるみ
我が家の場合は、娘がミュージカルの舞台を目指すようになったら、歌やダンスの先生が「心の師匠」になって、ぐんと成長しました。本当に、子どもは新しい世界を見つけたら親が寂しいくらいに、いろんな人に育てていただくものなんだと実感しました!

監督のメッセージを胸に留めて『バケモノの子』を観ると、九太と我が子の成長がリンクしてますます感動しますよ!

 

【見どころ②】思春期の子育てのヒントが見つかる!

悩む子供『バケモノの子』では、九太や一郎彦たち少年が、やがて青年になっていく成長の物語でもあります。九太は幼くして両親と別れ、「孤独」を抱え、ただただ「強くなりたい」一心で熊徹との修行に励みます。そして、全て恵まれているように見える一郎彦にも強いコンプレックスがありました。

『バケモノの子』で描かれるのは、天真爛漫な子どもではありません。ちゃんと子どもなりに「孤独」や「嫉妬」を感じ、思春期には他者と自分を比べ、「自分は何者なのか」と不安と葛藤を繰り返します。子どもがアイデンティティを形成するうえで抱く「心の闇」が描かれ、それを大人がちゃんと受け止めて、肯定してあげることの大切さを問いかけられます。

くるみ
くるみ
学校生活や習い事の場で、思わず他の子と自分を比べて「自分はできない」「どうしてあの子ばっかり」など、心の暗~い部分が子どもでも出てきてしまうもの。そんな時、みなさんはどうしていますか?

映画『バケモノの子』のプロデューサー・齋藤優一郎氏は、このように話しています。

子どもの世界というのはある意味、狭く限定されているところがあって、大人になった私たちからすれば何気ない出来事であっても、世界が終わってしまうくらい重大な問題に思えてしまうことだってあります。
しかし、だからこそ、その時にしか得られない大切な学びもたくさんあるのではないでしょうか。そんな思いもあり、『バケモノの子』では、九太たちの闇を「誰もが成長のプロセスで抱くもの」として、肯定的に描いています。

子どもたちが大人になる過程で抱く当たり前の葛藤を私たち大人が肯定し、祝福してあげる。それはこの作品のテーマのひとつでもある「我々大人や社会が子どもたちの成長と未来に対して何をしてあげられるのか」という問いかけに対するひとつの解のようにも思うのです。

<出典:ウレぴあ総研「細田守監督『バケモノの子』に込めた「新しい家族の形」とは? プロデューサーが見どころを解説」>

 

【見どころ③】スカッとできる秘密は「七人の侍」にあった!?

映画『バケモノの子』は、テンポも良く、アクションシーンも満載!
親子で最初から最後までハラハラドキドキしながら楽しめる作品です。

中でも印象的なのが、熊徹の長い刀を振り回すアクション&豊かな表情。
思わず目が惹きつけられる、魅力的な熊徹というキャラクターは、実は名作時代劇『七人の侍』で三船敏郎さん演じる菊千代を参考に作られたそうなんです。

 

 

時代劇好きのおじいちゃん・おばあちゃんと一緒に見ても楽しめますよ!

 

劇団四季がミュージカル化することで注目を集める映画『バケモノの子』。
小さい子から思春期の子まで楽しめるおすすめの作品です!